お役立ち情報


相続税の基礎控除
相続税の主な特例
相続税の申告期限
相続税の納税方法
自筆証書遺言と公正証書遺言の違い
生前贈与とは
相続税額の早見表


1.相続税の基礎控除

相続税がかかるかどうかは、基礎控除を超えた場合に、その超えた部分に対して相続税が発生します。

基礎控除の計算式

3,000万円+600万円×法定相続人の数

 例:相続人が3人の場合 → 3,000万円+600万円×3=4,800万円


2.相続税の主な特例

特例を使うことで、相続税を大幅に減らせる場合があります。

事前に適用を受けられるように整えておくことが重要です。相続税の申告期限までに遺産分割が確定しないと適用を受けることができません。

配偶者控除

配偶者は、1億6,000万円または法定相続分のどちらか多い方まで非課税。

小規模宅地等の特例

自宅や事業用の土地が、最大 80%評価減になる制度。


3.相続税の申告期限

相続税申告は、 相続開始(亡くなった日)から10か月以内 に行う必要があります。

期限を過ぎてしまうと、延滞税や加算税が発生します。


4.相続税の納税方法

相続税が発生した場合には、原則として一括で納付しなければなりません。

その納付方法は、下記のとおりです。

現金納付

最も一般的な方法であり、原則です。

延納(分割払い)

財産の構成や担保の設定などのさまざまな要件がありますが、申請により最長期間20年の延納が可能です。

物納

現金で支払うことが難しい場合、不動産などで納付できる制度です。さまざまな要件を満たす必要があります。


5.自筆証書遺言と公正証書遺言の違い

自筆は手軽ですが、法的要件を満たさないと無効になる可能性があります。

 公正証書は公証役場で作成するため、法的トラブルが起きにくいです。


6.生前贈与とは

生前中に財産を子どもなどに贈与する行為をいいます。

贈与する額により、贈与税がかかる場合があります。また、贈与により相続財産が減少するため、相続税の節税効果があります。

通常の贈与の他に、2500万円相当の贈与まで贈与税を課さない相続時採算課税制度を利用した贈与も選択可能です(ただし、相続税の計算の際に持ち戻される)。

ただし、生前贈与加算の規定や贈与行為が否認されることにより、節税にならない場合もありますので注意が必要です。


7.相続税額の早見表

相続税の額は、相続財産の総額(債務の額を控除した後の額)と法定相続人の数で決まってきます。

本早見表では、相続財産の総額と法定相続人の数に基づいて計算した、おおよその相続税額を示しています。

より詳細な相続税額の把握には、財産の評価や各種の税法の特例の適用など、専門的な知識が必要です。

また、財産の額が多いほど、長期的な視点に立った相続対策が有効になります。

詳しくは、当事務所にお気軽にご相談ください。